「夏休み音楽祭り」が7日、久米南町下弓削の町文化センターで初めて開かれ、親子連れら80人が美しいコーラスや軽快な吹奏楽に聴き入った。
小中学校が長い休みの間を利用して家族みんなが楽しめるようにと、同町文化センターが主催した。3年ぶりに活動を再開した「久米南町文化センター吹奏楽団」をはじめ、津山市を中心に活動するアカペラグループ「Piacere(ピアチェーレ)」や津山圏域消防組合の有志でつくる「火消し屋ケンちゃんバンド」が演奏や歌など全20曲を披露した。
吹奏楽団は、ドラマやアニメの主題歌4曲を演奏。テレビでなじみのある曲を聞いた子どもたちは喜び、大きな拍手を送った。このほか聴衆は、ピアチェーレが歌う荘厳な讃美歌に耳を澄ませたり、火消し屋ケンちゃんバンドが奏でる楽曲を手拍子で盛り上げたりした。
家門夏紀さん(40)=同町下籾=は「コロナ禍の中でも、子どもたちと息抜きができる機会に恵まれてよかった」。娘の里衣ちゃん(5)は「ドラムや太鼓をたたくのがかっこよかった。私もやってみたい」と笑顔で話していた。
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演奏を披露する久米南町文化センター吹奏楽団
久米南町文化センター「夏休み音楽祭り」
- 2022年8月9日
- イベント