久米地区文化祭(同実行委主催)が6、7日、宮尾の久米ふれあい学習館で開かれ、地区内の愛好家グループや個人、地元小学生らの多彩な力作が並び、住民らの目を楽しませた。
8地区にあるふれあいサロンや教室、婦人会などの作品約380点を展示した。手芸、陶芸品、水墨、絵画、県内外の風景写真、まつぼっくりやプリザーブドフラワーの飾りなどがずらり。会場内を華やかに彩っていた。誠道小学校児童の版画などもあり、訪れた人は興味深そうに眺めていた。
このほかに、東日本大震災が発生して10年、西日本豪雨が3年経つのにあたり、防災意識を高めてもらおうとハザードマップなども掲示。関心を集めていた。冨沢みどりさん(66)=同=は「幅広いジャンルの作品が集まっていて見応えがあった。どの作品も丁寧につくられている」と話した。
今年は新型コロナウイルス感染を懸念し、演芸の発表を中止した。
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多彩な力作が並んだ会場
久米地区文化祭
- 2021年3月8日
- イベント