久米郡仏教会(会長・草地圓正永年寺住職)は美咲署と連携し、特殊詐欺被害防止などを訴えるキャンペーンを始めた。お盆の棚経のさい、檀家に啓発チラシを手渡し、注意するよう呼びかけている。
管内33カ寺の住職が約5500世帯に配布する(6月末現在で管内8285世帯)。チラシは詐欺にあわないために知っておきたい三つの方策をあげている。裏面は交通事故を防ぐためのポイントが記されている。
同仏教界副会長で本経寺=岡山県久米郡美咲町=の藤本智成住職(62)は3日、10件の棚経を行った。このうち同町藤田上の日笠健一さん(70)方では、経をあげたあと「電話の横に貼って、家族みんなで気をつけてください」と述べチラシを手渡した。日笠さんは「妻にも伝えます」と話した。
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特殊詐欺被害防止を訴えるチラシを手渡す藤本住職
久米郡仏教会(会長・草地圓正永年寺住職)と美咲署が連携し、特殊詐欺被害防止などを訴えるキャンペーン/岡山・美咲町
- 2020年8月6日
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