二十四節気「啓蟄(けいちつ)」国名勝・衆楽園にて春を告げる風物詩となっている「松のこも焼き」実施 / 岡山県津山市

二十四節気 煙を上げて燃えるこも=衆楽園で
煙を上げて燃えるこも=衆楽園で
         

 ◎…きょう6日は二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」。日差しが春めき、冬ごもりしていた生き物たちがはい出てくるころとされる。
 ◎…国名勝・衆楽園(山北)では、春を告げる風物詩となっている「松のこも焼き」が行われた。市観光協会の職員が約80本あるアカマツやクロマツの幹から外したワラ製のこもには、所々にクモなどが営巣。中央の紅葉島に集めて火を放つとパチパチと音をたてて勢いよく燃え、白煙がたなびいた。
 ◎…こもは越冬する害虫を呼び込み、もろともに焼く伝統的な駆除法だが、近年は薬剤防除で入る数は少ない。


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