五輪メダリストらを講師に迎えた第16回「ソフトボール教室inみまさか」(美作大学・同短期大学部など主催)が22、23日、岡山県津山市北園町の同大であり、県内外の女子中高生18人が一流指導者から技術を学んだ。
参加者にハイレベルな技術や理論を身に付けてもらおうと、小学生含めて数百人で行っていたこれまでと趣向を変え、少人数での合宿を実施。講師は元トヨタ自動車ソフトボール部監督で北京五輪金メダリストの馬場幸子さんをはじめ、田本博子さんら指導経験豊富な9人が務めた。
2日目はリズムトレーニングやバッティング練習の後、ポジション別に講習。このうち投手たちは講師からボールの握り方や投球を教わり、変化球については「自分に合う投げ方を探してみて」などとアドバイスを受け、実践していた。美作クイーンの津山西中3年・高山琉稀葵さん(15)は「教わった投球フォームにしてみると球質やスピードが変わった。これからの練習に取り入れたい」と話していた。
同教室を初回から支える馬場幸子さんは「密にコミュニケーションをとることで選手の理解が進み、プレーの上達につながっているようでうれしい」と話していた。
