強烈な寒波による大雪に見舞われた24、25日、県内各地では凍結やスリップが原因とみられる事故が発生した。
津山署管内では、24日午前0時から午後23時59分までに約20件が発生。雪が降り始めてから増えてきたという。同日の夕方から夜にかけて吹雪の影響で視界不良となり、車の運転が困難な状況が続いていた。観測史上最大46㌢の積雪が記録された25日も、午前0〜9時の間で約10件起こった。
このほか美咲署管内では24日午後6時から翌日午前8時まで3件、25日午前8時から午後4時まで3件、美作署管内では24日約20件、25日午前0時から午後3時までに約20件発生した。
県警本部交通企画課の速報値によると県下では24日は約80件で、このうち人身事故は約5件。25日は午前0時から午後5時までに約175件発生し、うち約15件が人身事故となっている。同課は「冷え込みによる路面の凍結に注意を。特に夜間、早朝運転する時は周囲に気をくばりながら慎重にお願いしたい。できれば不要不急の運転は控えるように」と呼びかけている。
交通事故多発