津山市のコミュニティバス「ごんごバス」の循環線3路線に4月1日から、JR西日本が発行している交通系ICカード「ICOCA(イコカ)」システムが導入される。
同バスは中鉄北部バスが運行。路線は東循環線、西循環線、小循環線で、計6台にICカードリーダーを搭載する。乗降時にカードリーダーにタッチして利用する。JR東日本の「Suica(スイカ)」など、全国で相互利用できる交通系ICカード計10種類での支払いも可能になる。バスICOCA定期券のサービスも取り入れる。
取扱場所は、JR津山駅北口広場の交通観光案内所内の中鉄北部バス乗車券売り場。またICOCAへの現金チャージは、同売り場のほか、コンビニエンスストアのレジ(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、デイリーヤマザキ、ポプラなど)、セブン銀行ATMなどでできる。
ICOCAは、市中の加盟店で電子マネーとして買い物の支払いにも利用できる。
20日の定例会見で谷口圭三市長は「全国に普及している交通系ICカードの利用により、交通以外の日常利用の利便性向上と、本市を訪れる観光、ビジネス、外国人旅行客らの利用も見込まれることから、地域経済の活性化を期待する」と述べた。事業費は6000万円。
市商業・交通政策課によると、ごんごバスの乗客数は2021年度で、東循環線7万8386人、西循環線2万2369人、小循環線2861人。
交通系ICカード「ICOCA(イコカ)」システムが導入!津山市のコミュニティバス「ごんごバス」/ 岡山県津山市