「大好きな那岐山をいつも見ていたい」―
奈義町滝本の植月志朗さん(79)はそんな思いが募り、自宅の庭に那岐山を望む2階建ての展望台を自作した。
所有する山のヒノキを自ら切り出して製材し、約3カ月かけて仕上げた。1階には茶飲みスペースを設け、屋根付きの2階はリクライニング式の椅子やハンモックを設置。電気も通し「ドリーム・スカイ・ゲスト・ハウス」と名付けた。
「那岐山は心の古里。ずっと見ていても決して飽きない」といい、春夏秋冬、時間を問わず、時には仲間を招いて那岐山を愛(め)でている。
階段の入口には「Welcome」と英語で表記。「世界に誇る霊峰です。好きな人はぜひ遊びにきて」
人散歩植月
- 2021年1月9日
- ひと