横約6㍍、縦約2・5㍍の大きな作品を制作中だ。手掛けるのは山北の藤本隆美さん(70)。小原の元電器店のシャッターに、所有者の依頼で2月から絵を描いている。「通学路にあるので、子どもでも親しめる雰囲気にしたい」。
20代半ばから30代半ばにかけ、フランスパリなど海外で創作に挑戦。50代後半から再び本格的に絵筆をとり、型にはまらない作風のポップアートなどに取り組んできた。
新たな制作の場となった空き店舗の白いキャンバスは、空想のキャラクターや模様などで彩られ、はっきりとした輪郭や色使いが特徴。「構図は特に決めておらず、どんな作品に仕上がるか楽しみ。天気が良い日はここに来ており、1年ほどで完成させたい」。
人散歩藤本さん