「頑張っている姿がかっこいい」ワールドアスリートクラブ選手と交流/岡山・勝田郡

教育・保育・学校
選手の話を熱心に聞く児童
         

 「人権スポーツふれあい教室」が11月22日、勝間田小学校=岡山県勝田郡=で開かれた。5年生80人が、パラ陸上スポーツクラブ「ワールドアスリートクラブ」=岡山市=の選手と交流し、目標に向けて努力することの大切さを学んだ。

 パラリンピック3大会連続出場の松永仁志監督・選手、200メートル日本記録保持者の生馬知季選手、チームマネジャー、津山人権擁護委員らが来校。

 松永さんは「競い合うことは悪いことではない。勝者は真剣に向き合ってくれた対戦相手に感謝し、敗者は自身の弱点を克服することで互いに成長できる」、生馬さんは「練習に励んだり、選手と交流していくうちに自分のことを好きになれた。何か打ち込めるものを見つけてほしい」と熱いメッセージを送った。

 このほか、子どもたちは競技用車いすの乗り方を選手から教わり、試乗もした。

 池田琴音さん(10)は「頑張っている姿がかっこいい。私も熱中できるものを見つけたい」と話した。

 津山人権啓発活動地域ネットワーク協議会が主催し、同小での開催は初めて。


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