2022年もあと1日―。岡山県津山市内の各神社は縁起物やお守りをそろえ、拝殿のしめ縄を替えるなど、初詣の参拝者を迎える準備が整った。
宮脇町の徳守神社はお札の奉製を終えた。病魔守護として御神塩を用いた携帯用の持ち塩守り、桜とハートをあしらったしあわせまもり、津山城守護神の文字と森家家紋の鶴丸を入れた勝守、ジャンボサイズのくま手などを新年への願いを込めながら準備した。みこしをモチーフにした切り絵の御朱印もある。
新年のえとは癸卯(みずのとう)。牧宗司宮司(44)は「時代の流れが冬から春に移りゆく年。昨年の希望の芽がより現実となり育まれ、これまでの努力が報われる、さまざまな事柄が好転していく年回り。新型コロナウイルスについても、よりはっきりと明るい兆しが見えてくるのではないだろうか」と話す。
31日は午後11時半から除夜祭、元旦は午前9時半から歳旦祭が行われる。
今年もあと1日―。初詣の参拝者を迎える準備が整う