今年初めての作州津山宮川朝市が13日、山北の城北橋下の宮川河川敷で開かれ、新鮮な野菜や魚介類などを買い求める家族連れらでにぎわった。
県内の20店が出店。新津山中央水産(津山口)の鮮魚、岡本農園(池ケ原)の野菜、ヤスダ茶香園(鏡野町土居)の茶葉、にわとり村中家養鶏場(和気町)の卵などがずらり。
美作市の農家・小坂田百合子さん(75)と黒薮幸子さん(81)の店では、同市海田地区の「天日干し番茶」や勝英地域の黒大豆といった地域産品を販売。買い物客は小坂田さんらと談笑しながら、目当ての品を購入していた。
内田信一同実行委会長(72)は「コロナ禍の影響で中止も考えたが、感染対策を徹底することで開催した。楽しみにしている人たちのためにもできることをしていきたい」と話した。
朝市は毎月第2日曜日に開催している。来月は3月13日の予定。
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新鮮な食材を買い求める人たち
今年初 作州津山宮川朝市