岡山県津山市内で活動している「地域おこし協力隊」の本年度下半期活動報告会が22日、山北の市役所で開かれ、谷口圭三市長らに地域の課題解決や活性化に向けた取り組みを説明した。
隊員8人のうち7人が参加。ブドウ栽培に向けた技術習得、津山産小麦の特長を生かした製粉と新製品の開発、地域林業の支援、クラウドファンディングで購入した人力車の運行準備などについて報告した。任期後に向けて「農業は厳しいが、独立就農して地域に貢献したい」「自分の店を開業するために準備を進めていきたい」などと抱負を述べた。
谷口市長は「ビジネスモデルとして成立すると良いと思える内容もあった。精力的な活動を応援していきたい」と話し、隊員たちと意見交換を行った。