時局講演会「日本政治の行方」(日本会議岡山津山支部主催)が28日、岡山県津山市のリージョンセンターで開かれた。産経新聞論説委員・政治部編集委員の阿比留瑠比さんが講師を務め、約100人が聴講した。
LGBT法案の可決について「国会が安易に通してしまった。性自認は性犯罪の温床になりかねず、欧米ではLGBT教育のゆりもどしが起きている。日本は周回遅れ」と強調。そのうえで「岸田内閣の大失敗であり、社会の分断を招くようなことをしてはいけなかった。自民党から保守票が流れることにつながった」と述べた。
岸田内閣の支持率低迷に触れ、次の首相にふさわしい人物を問う世論調査の結果に挙がった上位5人について解説したうえで「適任はいない。当面は岸田さんしかいない」と断言。「安倍路線を継承し、皇位継承、拉致問題、憲法改正をしっかりやれば、信頼を取り戻すことができる」と持論を述べた。