岡山県美作地域の官公庁で4日、新年の業務がスタートした。津山市の仕事始め式は午前9時から市役所大会議室で行われ、職員が決意を新たにした。
4年ぶりの通常開催で、特別職と部次長級職員55人が出席した。谷口圭三市長が「三が日は地震災害など大変なことが立て続けに起こった。改めて危機管理を再確認して、レジリエンスの高いまちづくりを進めていく。人の動きは戻ってきた。今年から次期総合計画づくりに着手する。皆さんと新しい津山、より良い地域づくりに取り組んでいきたい」と訓示した。
中島完一市議会議長は「新たな行政課題や、多様化する市民ニーズに応えるため、多くの市民の声と力を生かし、実効性の高い事業を推進していかなくてはならない。厳しい財政状況にあっても、行政を担うプロとしての自覚と誇りを持ち、日々の業務にまい進していただきたい」と述べた。