岡山県津山市の「新地通り」の住民らでつくる新地むつみ会は27日、今月15日をもって活動を終了したのに伴い、今まで保管していた会費18万7760円を市社会福祉協議会に寄付した。
同会は昭和初期に新地商店街を中心とする両付近の発展と住民たちの親睦を目的に設立。長年、同協議会の事業にも協力・参加してきたが、会員の高齢化や地区の人口減少などの理由により、総会で解散することを決定した。
この日、津山市総合福祉会館を訪れた新地むつみ会の土肥祥嗣会長(81)=土肥酒店=は「地域福祉の発展と向上を願っています」と目録と現金を坂手宏次会長(68)に手渡した。坂手会長は「長年地域福祉の増進に寄与していただき、うれしく思う。寄付金は福祉推進事業に活用するなど大切に使わせていただく」と礼を述べた。