津山少年少女合唱団の2023年度定期演奏会が20日、岡山県津山市のベルフォーレ津山で開かれ、小学生から高校生までの団員16人が日頃の練習の成果を発表し、“天使のうたごえ”を会場内に響かせた。
エスパス少年少女合唱団9人が友情出演、津山少年少女合唱団OG15人が賛助出演した。
元気いっぱいの「手のひらを太陽に」で幕開け。「ぜんぶ」や「祈ってもいいだろうか」などを伸びやかに歌い上げた。エスパス少年少女合唱団やOGとの合同ステージでは「瑠璃色の地球」や「時代」などで澄んだハーモニーを表情豊かに披露。フィナーレは全員で「ふるさと」を熱唱し、約200人の聴衆から大きな拍手が送られた。
OG出演した母親と「近所のお姉ちゃん」の応援にきたという、中道中学校に入学予定の寺坂晨司君は「すごかった。プロみたいだと思った。僕も音楽がやりたい。中学校に行ったら、吹奏学部に入りたい」と話していた。