津山市文化協会による文化祭「津山芸術Festa」が24日から山下の津山文化センターで開かれ、加盟団体の愛好者たちによる作品展示、ステージ発表が来場者を楽しませている。
初日は展示・リハーサル室とエントランスなどを会場に、美術や華道、文芸など14団体が出展。山里の風景、空想の世界などをモチーフにした油彩やアクリル画、カキツバタや広葉木などを斬新にあしらった生け花、趣深い書、多様な立体素材を組み合わせて表現した造形絵画、俳句や川柳といった作品が会場を彩っている。愛染寺の仏画ワークショップ、ダンボール工作なども好評で、訪れた人たちは作品ごとにじっくりと観賞している。
手描き友禅を3年ほど市内で習っているという水島茉里奈さん(34)=鳥取県=は「どれも個性があって素敵。特に生け花は躍動感があってひかれます」と話していた。
