工作体験教室「お城で作るin夏休み」(津山市観光協会主催)が10、11日、岡山県津山市山下の津山城(鶴山公園)で行われ、大人も子供も夢中になって制作に励んだ。
長期休暇を活用して家族や友人らで工作を楽しめるようにと2020年から行われている恒例のイベント。津山藩主・森家と松平家の「家紋」や「津山城」のロゴ入りトートバッグ、スツールをはじめ、Tシャツ、掛け軸などを職員に教わりながら作った。
10日は、午前9時半ごろに、早速来園した田町の得能良平さん(76)がスツール作りに挑戦。職員に教わりながらインパクトドライバーなどを使用し組み立て。その後、赤い絵の具をステンシル用の筆に付け丁寧に三つ葉葵の模様を描いた。
作業を終え、「工程をすすめていると、まるで伝統工芸士になったような気分になり、とても楽しくなった。持って帰って絵を描くなどしてさらに作りこみ、オリジナリティあふれる作品に仕上げても良いかもしれない」と笑顔で話していた。
関連記事