住宅用火災警報器の維持管理を促進しようと、岡山市消防局が11月10日を「イイテンケンの日」と定めたのに合わせ、初となるキャンペーンが県下14消防本部で行われている。7日、津山圏域消防組合消防本部(岡山県津山市)は河辺のイオンモール津山で啓発活動を実施した。
秋の火災予防運動期間(9〜15日)にあたる11月を「いい」と読み、点検の「テン」といった語呂を掛けあわせて策定。住宅用の警報器設置が義務化とされてから10年過ぎていることから古くなったのを交換し、1カ月に1回、自身で点検を行うようにと呼びかけている。
この日は、組合員6人が「電池切れや機械が劣化しているおそれがある。10年を目安に交換を」などと声をかけながら買い物客らに点検方法などを記載したチラシやティッシュ約200部を配った。
同組合の予防課・宗元栄治消防士長は「いざという時に故障していると大変なことになる。また最新の機器はさまざまな便利機能が付いているので、この機会に検討してもらえたら」と話している。
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火災警報器の交換点検を呼びかける組合員
住宅用火災警報器の交換や点呼呼びかけ