佐良山地域13町内会で組織する佐良山自主防犯防災会(上原勇三会長)は、人の移動が増える大型連休を前に新型コロナウイルス感染防止への意識を高めようと、啓発チラシを作成した。地区内全約2600世帯に29日までに配布する。
チラシでは、基本の実践が不可欠として▽手洗い励行▽咳エチケット順守▽三密(密集、密接、密閉)を避ける―の3点の予防策などを掲載。集団発生のリスクは図で強調し、全体として簡易的で分かりやすい内容にしている。小松富夫副会長が作った。
全世帯への配布に当たっては、市連合町内会佐良山支部(掛水光男支部長)に協力してもらい、各町内会長が住民に配る。
「津山の玄関口である佐良山で新型コロナウイルスを跳ね返したいという気持ちだ」と上原会長。「誰もが、感染者になったら仕事や生活に大きな影響が及ぶはずだが、地域ではまだまだ認識の甘さを感じる。皆で心を合わせて困難に立ち向かいたい」と話した。
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佐良山自主防犯防災会が作成した新型コロナウイルスの啓発チラシと上原会長
佐良山自主防犯防災会、新型コロナ感染防止啓発チラシを作製、配布予定/岡山・津山市
- 2020年4月20日
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