作品一点一点からパワー感じる 「アトリエ・ブロン」作品展 版画家・河内大樹さんの作品も/岡山・奈義町  

芸術 アトリエ・ブロンを主宰する花房さんと生徒たちの作品=岡山県奈義町で
アトリエ・ブロンを主宰する花房さんと生徒たちの作品=岡山県奈義町で
         

 岡山県勝田郡奈義町在住の画家・花房紗也香さん(36)が主宰する絵画・造形教室「アトリエ・ブロン」の作品展が16日、同町豊沢の奈義町現代美術館で始まり、生徒たちの自由な感性あふれる意欲作が来館者の目を楽しませている。31日まで。

 同教室は2020年に立ち上げられ、現在は美作地域の幼児と小学生を中心に約40人が在籍している。

 会場には油彩や立体作品など新作約100点を出展。好きな動物や景色をのびのびと描いた絵画をはじめ、手足を大胆に使ったフットペインティング、にじみの色合いが面白い張り子など個性豊かな作品がずらり。子どもたち一人ひとりの後ろ姿をとらえたモノクロ写真には、それぞれが考えた自身の個性をイラストも加えて表現している。さらに色使いが美しい静物画や水彩画のほか、花房さんと講師を務める鏡野町在住の版画家・河内大樹さんの作品も並ぶ。

 花房さんは「一点一点から伝わるパワーを感じに、気軽に足を運んでほしい」と話している。

 問い合わせは、同館(TEL:0868-36-5811)。

アトリエ・ブロンの生徒たちの作品に見入る来館者
アトリエ・ブロンの生徒たちの作品に見入る来館者


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