真庭市発祥のニュースポーツを楽しむ第13回「真庭市親睦まにわ合戦」(真庭スポーツ推進委など主催)が25日、岡山県真庭市下市瀬の白梅総合体育館で開かれ、市民約159人がさわやかな汗を流しながら交流を深めた。
まにわ合戦は、年齢を問わずに参加できる競技として、「スポーツ雪合戦」をヒントに同推進委が考案した。1チーム7人制の対戦ゲームで、互いに柔らかい布製の玉を投げて相手チームをけん制しながら敵陣の旗を奪うのがルール。コート内に立ててある玉を避けるための「シェルター」を活用しながら攻防戦を繰り広げる。
この日は市内各地のスポーツ少年団や小学生、中高生と大人たちが結成した計18チームが参加。小学4年生以下、5・6年生、中学生以上の一般グループに分かれて総当たり戦を実施した。試合開始と同時に互いに玉を投げ合いながら、少しずつ間合いを詰めていき、タイミングを見計らってすばやく旗をとっていた。
親子で参加した北房小4年の本多壮一郎君(10)は「ちゃんと作戦を練らないと簡単に勝てないから大変。でも思いっきり玉を投げて走って、とてもおもしろかった」とにっこり。父親の寿さん(44)は「チーム内で戦略を立てていくうちに仲が深まっていった。勝敗だけでなく交流も楽しめてとても新鮮な気持ちになった」と話していた。
このほかユニバーサルスポーツへの理解を深めてもらおうと卓球バレー体験コーナーもあり、好評だった。