岡山県津山市の作楽神社で開かれる例大祭を前に、津山さくらライオンズクラブ(小原正明会長)は31日、同神社の清掃奉仕を行い、会員10人が環境美化に努めた。
40年近く続けている同クラブの恒例行事。草刈り機で雑草を刈るほか、竹ほうきや熊手での落ち葉を集めるなど約1時間半作業に励み、駐車場や参道、本殿の周りをきれいに整えた。小原会長(82)は「桜がようやく咲き始めた。見ごろを迎えるころには、地域の人や参拝者たちに気持ちよく花見を楽しんでもらえるようにしたい」と話していた。
例大祭は、祭神・児島高徳公が同所の桜の木に漢詩「白桜十字詩」を刻んだことにちなみで毎年4月第2日曜日に開催される。今年は14日午前10時から神事を行う。