作陽保育園(大谷)で8日、卒園茶会が開かれ、年長園児26人が、日ごろの感謝の気持ちを込め、保護者たちに抹茶を振る舞った。
ひな段が飾られた遊戯室に赤い毛氈(もうせん)や畳を敷いて茶席を用意。園児たちは自分たちが作った備前焼の茶わんに湯をいれて温めた後、慣れた手つきで抹茶を立て、丁寧に運んだ。保護者たちはじっくりと味わい飲み終えると、器を手に取って観賞していた。
児玉衣愛さん(6)は「ちゃんとできるようになってお母さんにも褒められたのがうれしかった」と話していた。
園児たちは1年間、茶道・裏千家名誉師範の本田宗美さんの指導を受けてきた。卒園は27日。
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お点前を披露し、あいさつを受ける年長園児たち
作陽保育園卒園茶会
- 2021年3月22日
- 教育・保育・学校