第31回「全日本高校女子サッカー選手権大会」で3位入賞を果たした作陽高校女子サッカー部の報告会が2023年1月11日、山北の市役所(岡山県津山市)で行われ、谷口圭三市長らは健闘をたたえた。
多くの職員に拍手で迎えられ、池田浩子監督(35)、メダルを首にかけた3年・大井菜那海主将(18)、勝敗の決め手となる戦略を立てる「ゲームキャプテン」を務めた3年・中野琴音選手(18)、野村雅之校長(56)が来庁。
3階庁議室で、池田監督は「追い込まれた時も『自分たちの力を信じて最後まで戦う』と奮起し、勝ち抜いた。試合ごとに全選手が成長していくのが感じ取れる大会だった。積み重ねてきた努力を十分に発揮できたのでうれしく思う。この結果を良い意味でとらえ、精進していく」とあいさつ。
続いて大井主将が「津山市から出場するのは今大会で最後。いつも支えてもらっている恩返しになればと一丸となって戦った。優勝には届かなかったが、チームの最高の力を発揮した結果だったのでうれしい」。中野選手は「楽しんで試合に臨めた。最高の仲間を持つことができたこと、みなさんが全力で応援してくださったことに感謝している」と話した。
谷口市長は「すばらしい戦いをありがとう。年始早々元気をもらった。厳しい試合のなか、団結して勝ち上がった強い精神に深く感じ入る」とねぎらった。
2人は卒業後、それぞれの道を歩む。最後にサッカーを頑張っている小中学生、高校生らに向けて「大変だけと、チームを信じること、試合を楽しむことを忘れないでほしい」とメッセージを寄せた。
作陽高校女子サッカー部 市長が健闘たたえる