老朽化のため、岡山県勝田郡勝央町が移転新築工事を進めていた勝間田保育園(同町岡)の新園舎の落成式が17日、同所で行われた。9月1日から利用を開始する。
旧園舎から約400メートル西側の敷地(7073平方メートル)に、鉄骨2階建て2290平方メートルの園舎を整備。定員は200人で変わらず、保育室12部屋、プレイルーム2部屋などを配す。「明るい園舎」になるよう採光に配慮して設計したほか、1階中央に「プレイロット」と呼ばれる広い遊び場を設け、特に3歳児未満の園児が安全に遊べる場を確保した。建築工事費は14億4587万円。
式には関係者35人が出席し、水嶋淳治町長が「プレイルームや広い運動場など素晴らしい施設ができた。勝央町の未来を担う子どもたちがすくすくと育ってくれることを願う」とあいさつ。年長児がお祝いの歌を元気に歌った後、テープカットをして祝った。
