岡山県津山市の家庭教育支援チームはぴまるによる「子育てトークルームぽかぽか」が20日、同市新魚町の市立図書館で初開催された。保護者たちの憩いの場として年に6回開く。
子育て経験豊富な40〜60代の地域住民でつくる同チームが、子育ての悩みを行政や専門家とは異なる気軽に相談できる場をつくろうと企画した。
シートが敷かれた会場の視聴覚室では、参加者がチーム員たちと和やかな雰囲気で自由におしゃべり。家庭や子どもに関する悩みを話したり、アドバイスを聞いたりしながらゆったりとしたひとときを過ごした。
4人の子どもを育てる主婦(40)は「普段大人と話す機会が少ないので、他愛もない話や愚痴も真摯(しんし)に受け止めてもらえてすっきりした。子どももみてもらえるので安心感がある」。
チーム員の木下裕美さん(48)=野介代=は「家族や親しい人には話しづらいこともある。利用者が“明日も頑張ろう”と笑顔で帰ってくれるのが一番うれしい」と話している。
同チームは2017年に設立し、市内の小中学校や児童館などで保護者同士の学びと交流のためのワークショップなどを実施している。
次回は同所で7月1日午後1時半〜3時半。申し込み不要で、子どもの同伴も可能。
問い合わせは、市学校教育課(☎0868-32―2114)。