第32回「児童・生徒木工工作コンクール美作地区大会」に出展された作品の展示が、勝山木材ふれあい会館=岡山県真庭市三田=で開かれている。杉やヒノキを使った子どもたちの個性豊かな力作が来館者の目を楽しませている。11月5日まで。
木や自然への興味や関心を通して豊かな心を育てる「木育活動」の一環として美作木材青壮年経営者協議会、木工工作委員会が実施。同地区内の小中学校計30校から寄せられた121点を展示している。
会場には、小さな端材を組み合わせて作ったドールハウスや模型のほか、いすなどの家具から貯金箱や弁当箱といった実用品まで多彩な作品がずらり。色をぬってカラフルにしたり、美しい木目を生かして仕上げたりして、それぞれ工夫を凝らしている。訪れた人たちはじっくりを眺めて、想像力あふれる意欲作に関心をよせている。
同協議会は「より多くの人に見ていただけたら子どもたちも励みになる」とPRしている。