寺町が広がる重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)の津山市城西地区を僧侶のガイドとともに巡るツアー「先達といく おかげめぐり」が、7月まで行われる。17カ寺ある地域の歴史について聞いたり、座禅などを体験したりできる。
ガイドを務めるのは、地域活性化に取り組む「城西若僧会」を結成している8カ寺の若手住職。作州民芸館か城西浪漫館を出発後、寺の外観や内観を見学し、抹茶か写経、座禅・瞑想の中から一つを体験できる。
4月10日以降、最終日の7月18日までの土、日曜日に予約可能。平日も相談に応じる。時間は午後3時から約1時間半。1グループ2〜10人から受け付け、参加費は一人1000円(小学生以下は無料)。
城西地区が昨年12月に国から重伝建に選定されたのを受け、寺の魅力を広く伝えようと企画。宗永寺副住職の高須悠嵩会長(31)は「地元の皆さんを含め、城西の素晴らしさを知ってほしい」とPRしている。
申し込み、問い合わせは、城西まちづくり協議会(☎228688)で月曜日以外の午前10時から午後5時まで受け付ける。
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ガイドを務める城西若僧会のメンバー
僧侶のガイドで巡る寺巡りツアー
- 2021年4月9日
- 歴史・文化