元保育園長
有木信子氏(70)
岡山県津山市上之町
「保育現場を知り、良縁に恵まれて保育士養成にも携われたことで、理想とする『幼児一人ひとりの成長、発達を大切にした保育』を実践できた。園長の25年間は充実し、あっという間だった」。ほほ笑みながら振り返る。
保育士のキャリアを15年間積み、作陽短期大学で幼児教育学科助手を6年間務めた後、1992年から2017年まで作陽保育園園長。40年間にわたり幼児保育に尽力してきた。特に健康教育として生活リズムや食事の改善、体験活動を通じた親子のふれあいを推進。
今も日本食育学術会議理事、日本幼児体育学会理事として現場を支援する。