高野小学校=岡山県津山市高野本郷=で5日、元全日本女子バレーボール代表の佐藤あり紗さん(35)=仙台市=の出前授業が開かれ、2年生75人がオリンピアンからチームプレーの大切さを教わった。
文部省アスリート派遣事業の一環。2クラス別にあり、1組(38人)では、佐藤さんは「皆さんは夢や目標がありますか」と語りかけた。「バレーボールを始めたのは皆さんと同じ2年生のとき。小さなことでも目標を立てて頑張った。ほめてもらって楽しいと思ったのがスタート」と話した。
「バレーボールはコミュニケーションが大切。仲の良いチームが強い」といい、ペアになって鬼ごっこなどのゲームをしたあと、アンダーハンドパスとレシーブの練習をした。佐藤さんは「いくよ、と声をかけて、できたらほめてあげて」などとアドバイス。子どもたちは元気よく声を出しながら挑戦した。
バレーボールのクラブチームに所属しているという八木颯真君は「声を出し合うことの大切さがよく分かった。すごく楽しかったから、もっとやりたかった」と話していた。
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