西粟倉小学校=岡山県英田郡西粟倉村長尾=で4日、恒例の「英語フェスティバル」が行われ、全校生徒65人が保護者たちの前で英語の劇やスピーチなどを披露した。
20年以上前から続く同校の行事で英語に慣れ親しみ、豊かな表現力を身につけてもらおうと開催している。本年度はALT教員のマイケル・マクファロンさんらも指導にあたって約1か月間、一人ひとりが台詞を暗記し、発音に気を配るなどして励んだ。
本番当日は学年ごとに発表。2年生(12人)は民話「3匹の子ぶた」の劇を行い、オオカミやブタのお面をかぶって役になりきり、はきはきと声を出しながら元気いっぱいに演じた。4年生(10人)は「This is my favorite place 」と題して一人ひとりが校内で1番気に入っている場所を紹介。「好きな場所は運動場。毎日サッカーしている」と滑らかな語り口調で日ごろの練習の成果を発揮させた。
4年生の嘉味田怜君(10)は「緊張したけど上手く話せてよかった。たくさん単語を覚えて実践できたのはとても良い経験になったと思う。来年は緊張せずに自信を持ってできるようにしたい」と話していた。