児童虐待対策関係団体会議

行政・公共 市内の児童虐待の現状を確認した代表者会議
市内の児童虐待の現状を確認した代表者会議
         

 津山市内の児童虐待などの対策を考える「市要保護児童対策地域協議会」を組織する機関・団体の代表者会議が26日、山北の市役所であり、現状を確認した。
 同協議会には市や県、津山児童相談所、津山署、市医師会などが所属。本年度から「美作圏域児童家庭支援センターつむぎ」と「津山配偶者暴力相談支援センター」が加わり、構成機関・団体は26となった。
 市こども子育て相談室の会議での発表によると、2020年度に市が受けた児童虐待の通知は、これまで最多だった19年度より27件減った251件。実際に虐待と判断したのは119件(前年同期比11件増)で、ネグレクト(育児放棄)77件、面前DVなどの心理的虐待25件、身体的虐待17件という内訳になった。
 美作地域10市町村を所轄する津山児童相談所は、昨年度267件の通知があり、162件に対応したことを報告。市町村との連携を課題に挙げた。
 同協議会は現在、市こども子育て相談室が調整機関になっている。代表者会議は1年に1回開催する。

市内の児童虐待の現状を確認した代表者会議


>津山・岡山県北の今を読むなら

津山・岡山県北の今を読むなら

岡山県北(津山市、真庭市、美作市、鏡野町、勝央町、奈義町、久米南町、美咲町、新庄村、西粟倉村)を中心に日刊発行している夕刊紙です。 津山朝日新聞は、感動あふれる紙面を作り、人々が幸せな笑顔と希望に満ちた生活を過ごせるように東奔西走し、地域の活性化へ微力を尽くしております。

CTR IMG