児童虐待防止推進月間 市役所などで啓発コーナーを設置

暮らし 児童虐待防止推進月間 市役所などで啓発コーナーを設置
         

 「児童虐待防止推進月間」(11月)に合わせて、津山市は2日から山北の津山すこやか・こどもセンターや市役所などで啓発コーナーを設置している。
 全国的に増加傾向にある児童虐待に対して、通告先の「児童相談所全国共通ダイヤル189(いちはやく)」を市民に知ってもらおうと、パンフレットやポケットティッシュなどを置いている。同コーナーには児童虐待防止活動のシンボルである「オレンジリボン」や「元気に大きくなってほしい」「あなたの笑顔が大好き」といった子どもたちに向けたメッセージボードも飾っており、訪れた人が理解を深めている。
 センターでは30日まで、市役所の市民ロビーでは13日まで設置。そのうち市役所では、NPO法人「未来へ」が主催する県内の児童養護施設の子どもたちによる絵画展も11日まで行っている。また、新魚町の市図書館でも16〜23日の間にコーナーを設ける。このほか、ラジオでの呼びかけや公用車にポスターを張り付けての広報活動を行う。
 こども子育て相談室によると、市内で今年11月1日までに寄せられた相談件数は163件になる。市職員の同室は「疑わしいと思ったら、こども子育て相談室や児童相談所共通ダイヤルに電話をしてほしい」と話している。
 問い合わせは、こども子育て相談室(☎327027)。


啓発活動を行う市職員


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