「図書館で調べる学習」で表彰 入賞3作を全国へ推薦 児童らが市内の戦跡などまとめ/岡山・津山市

教育・保育・学校 調べる学習コンクールで入賞した児童たちと3小学校の代表者
調べる学習コンクールで入賞した児童たちと3小学校の代表者=岡山県津山市で
         

 岡山県津山市が主催する「第9回図書館を使った調べる学習コンクール」の表彰式がこのほど、同市立図書館で行われ、入賞した市内の小学生7人と3小学校に表彰状が贈られた。

 本年度は8小学校から142作品(個人21、団体121)の応募があり、市教委や図書館関係者らが審査した。

 市長賞は高野小6年・伴野柊真君の「津山市に残る戦跡」、市議会議長賞は弥生小2年・内山明珠さんの「わたしの大すきな全国高校野球せん手けん記念大会 夏の甲子園」、教育長賞は河辺小6年・長船楓子さんの「ひいおばあちゃん100年物語」で、この3作は全国コンクール3次審査に推薦し、冊子にして全小中学校に配布する。

 式では谷口圭三市長が「幼少期から知的好奇心や思考力、読解力を育み、課題を見つけて考え、まとめることは重要であり、今後も自らを高めるため取り組んでほしい」とあいさつ。児童一人ひとりと各校の教頭ら代表者に賞状を手渡した。

 伴野君は「なかなか見つからない戦跡もあり、まとめるのにも苦労した」、内山さんは「甲子園球場の土に奈義町産も使われていると知り、すごいと思った」、長船さんは「難しい言葉を分かりやすく伝える工夫をしてみた」と話していた。

 3作品以外の入賞者・団体は次の通り。(敬称略)

 ▽奨励賞=葛原こは(東小5年)▽阮甫賞=弥生小学校▽審査員特別賞=中田悠仁(広戸小2年)、宇佐美詠大(弥生小3年)、清水一花(弥生小5年)、広戸小学校、佐良山小学校


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