ミツバチ関連製品製造販売の山田養蜂場(山田英生社長、岡山県苫田郡鏡野町)は、全国の小学校2500校に図書計2万冊を寄贈した。
教育支援の「みつばち文庫」として、1999年から自然環境、命の尊重といったテーマの絵本や図鑑、小説などを寄贈。今回は25年目にちなんだ校数とし、同社絵本コンクール最優秀作品『ふしぎなハチミツ屋さん』など8冊をセットにして先月上旬から今月上旬に届けた。
地元の香々美小(同町香々美)では4日、体育館で寄贈式があり、永井哲生同社執行役員が児童代表に手渡し「皆さんによい本をたくさん読んでもらおうと始めたこの取り組みも25年になる。将来のためにお役立てください」とあいさつ。
児童代表は「私たちの心の成長を願ってくださり、ありがとうございます。大切にして読書を楽しみたいです」と礼を述べた。