岡山県津山市の「佐良山ソフトボールクラブ」が、第37回全日本小学生男子ソフトボール選手権大会(7月29日〜8月1日、福島県福島市)に岡山県代表として出場する。「目の前のプレーに全力で挑み、頂点を目指す」と一層と練習に熱を入れている。
岡山県予選(5月13、14日、久米南町民運動公園)では、19チームが対戦。初戦12-1、14-2と圧勝で突破し、準決勝では主将の大内仁君(向陽小6年)がホームランを放って先制点を上げるなど、流れを作って勝利。続く井原スターズジュニアとの決勝でも安定した打撃と守備で勝利し、優勝を果たした。
3月の春季全日本小学生ソフトボール大会は、優勝した鶴島ジュニア(愛媛県)に初戦で敗れたものの、粘り強いプレーで延長戦に持ち込み、1点に抑えるなど健闘。チームの自信につながった。大内君は「試合でできなかったところを克服し、チームを必ず勝利に導く」、ピッチャーの政岡樹君(院庄小6年)は「エラーがあった時こそ声を掛け合い、みんなで本番を思いっきり楽しみたい」と意気込む。
畑田利行監督(49)は「強みのバッティング能力で一つでも多く勝利を上げたい。謙虚な姿勢を忘れず、精神的にも成長してほしい」と話す。
日本ソフトボール協会主催の同選手権大会では、各都道府県の代表48チームがトーナメントで対戦する。