2024年全国植樹祭に向け 児童が苗木育てる/岡山・津山市

教育・保育・学校 ヒノキの苗木を植えていく加茂小4年の児童たち
ヒノキの苗木を植えていく加茂小4年の児童たち
         

 天皇皇后両陛下が臨席される「四大行幸啓」の一つ「全国植樹祭」の2024年の開催地が岡山県に決まったことを受け、岡山県津山市の加茂小学校は19日、同事業に活用する苗木を育てる活動を始めた。

 第74回全国植樹祭岡山県実行委が主催する「苗木のスクールステイ・ホームステイ」の一環で、津山市内では同校のほか、成明、清泉小、院庄林業が取り組んでいる。県内では26校、企業6社、自治会などの5団体が参加している。

 この日は同校=津山市=で「苗木の育成体験」が行われ、4年生27人が環境文化部の県庁職員らから木や森林の大切さを学んだ。その後、豊並樹苗生産組合の長畑健三組合長の指導を受けながら、鉢に水はけのよい柔らかい土を入れ、ドングリ5個、約30センチのヒノキ30本を植えた。これから約2年の間、大切に育てていく。

 上谷陽南さん(10)は「木は人間や動物が生きていくために必要。環境を守るために植樹活動は大切だとわかった」。内藤球悟君(10)は「自然豊かな地球にしていくお手伝いをしていきたい」と話した。


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