第53回「全国高専ラグビーフットボール大会」の決勝が2023年1月9日、神戸市の神戸ユニバー記念競技場で行われ、津山高専(中国・四国第1代表)は、仙台高専名取キャンパス(東北第1代表)に7―38で敗れた。優勝は逃したものの、初の準優勝に輝いた。
▽決勝
0―14
津山7 38仙台
7―24
準決勝を勝ち抜き、目標としていた決勝に初進出した津山。5連覇を目指した奈良を破った仙台に持ち味の守備で対抗し、前半終盤まで無失点に抑えるも2トライを許し後半へ。0―26で迎えた19分、津山はゴール前でできたラックからボールを持ち出した2年・山平大聖選手が待望のトライを決め、ゴールを合わせて7点を返した。その後も体格に勝る仙台の猛攻に粘り強く体を張り、戦う姿勢を見せ続けたが惜しくも敗れた。
荒木祥一監督は「点差は開いたが、ひるむことなく戦い、自分たちに足りない部分もよく分かった。来年は今まで経験したことのない景色を見るため、今日の結果を次につなげ、選手たちと1年間頑張っていきたい」と話した。