「夕方よりみちアカデミー」(津山市生涯学習課主催)が21日、岡山県津山市新魚町の市立図書館で行われ、津山商業高校3年生5人のグループが昨年10月開催の「全国高校生観光ビジネスアイデアコンクール」で2位を獲得した企画を発表し、参加者約20人は若者たちの見識の深さと豊かな発想力にふれ、学びを深めた。
発表を行ったのは情報ビジネス科の三村彩夏さん(17)、地域ビジネス科の大森こころさん(18)、竹内綾さん(18)、織田愛理さん(18)、福井彩水さん(18)。同コンクールで提案した阿波地域の自然を生かした体験教育で地域の関係人口増加と活性化も図る観光プラン「あば×非認知能力向上ツアーに行ってみるんじゃ!」を紹介した。
5人は過去に同校が主催して好評だった水鉄砲を使ったサバイバルゲームをはじめ、山間地域ならではの遊びや交流を通して小中学生らの非認知能力を育むという狙いに加え、資金調達の方法やマーケティングの展開についても説明。社会の傾向とニーズを捉えた現実的で具体性のある名案に参加者たちは感心しながら聞き入り、発表が終わると積極的に質問していた。
堀坂の佐藤𫟘さん(84)は「一人一人しっかりとした考えを持ち、人前ではっきりと示せる姿に頼もしさを感じた。こういった若い人たちがこれからの津山を担うと思うと、うれしさを感じる」。三村さんらは「久々の発表で緊張したけど、しっかりと思いが伝わるように頑張った」「たくさんの質問や意見をいただき、やりがいを感じた」「この経験を授業やこれからの学びに生かしていきたい」と話していた。
同講座は「学校や職場からの帰宅途中に気軽に立ち寄れる」をコンセプトに学生や社会人らが学びを楽しみ、新しい発見や知見を広げる機会をつくろうと昨年11月から開催し、今回で5回目となる。次回は30日午後6時から、中国出身の地域おこし協力隊・彭思思さんが外国人の視点から見た津山の魅力について語る。
