兵庫県神戸市で今月開かれた第54回「全国高専ラグビーフットボール大会」で3位入賞した津山高専ラグビー部が26日、谷口圭三津山市長に喜びを報告した。
5年生5人と荒木祥一監督が山北の市役所を訪問。前キャプテンの林隼大選手(20)が「決勝戦に行くことはできなかったが、これまで圧倒的な差で負けていた奈良に善戦できた。素早い攻撃など練習してきたことを出し、やりきった」。荒木監督は「サイズが大きく速い相手に、一歩も引かず体を当て続けた選手たちを誇りに思う。支えてくれたみなさんにさらに応援してもらえるチームを作っていきたい」と述べた。
谷口市長は「みなさんの奮闘にエールを送りたい。5年生が後輩に示した方向性を来年につなげ、優勝を目指してほしい」とたたえた。
10年連続11回目出場。昨年は初の準優勝に輝き、今年は頂点を目指して挑んだ。八戸高専に124ー0で大勝、準決勝では優勝した奈良高専に0ー28で敗れ、2年連続の決勝進出はならなかった。