岡山県津山市の弥生小2年山﨑仁衣花さん(8)が、第6回「全日本ブレイキン選手権」(15、16日、東京都)の中学3年生以下対象のジュニア女子に初出場する。ハイレベルな選手が集う全国大会で「得意技のヘッドスピンを成功させたい」と意気込んでいる。
山﨑さんは父親の伸浩さん(46)が運営するダンススタジオ「NEXT」(川崎)で5歳からブレイクダンスを始め、現在は週4回のレッスンと年上の練習仲間らとの自主練習に励んでいる。
初挑戦した第5回大会は、中国四国ブロック選手権で全国大会出場資格の8位以内に入賞したものの、規定のポイントに届かず惜しくも敗退。その後ポイントが廃止され、昨年12月の2回目の選手権で得意のヘッドスピンなどを交えた即興ダンスで5位入賞を果たし、全国の切符をつかんだ。
全日本選手権は選手が一人ずつ音楽に合わせて披露した後、審査で選ばれた16人がトーナメント戦で競い合う。「できなかった技ができた時がうれしい。本番も練習通りの力を出し切りたい」。
伸浩さんは「習得するまであきらめない負けず嫌いな性格が強み。まずはトーナメント戦を目指す」と力を込める。
![第6回「全日本ブレイキン選手権」に初出場する山﨑さん](https://tsuyamaasahi.co.jp/wp/wp-content/uploads/492f8e4e3a18c9097bb6d5a78810bfef-1-683x1024.jpg)
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