公共交通の乗り方講座が28、29の両日、二宮の二宮公民館で開かれ、住民たちがコミュニティバス「ごんごバス」について学び、実際に乗車して市内の小旅行を楽しんだ。
津山市商業・交通政策課が、バスや鉄道といった公共交通を身近に感じてもらい、買い物や通院、旅行などの移動手段として一層の利用促進を図ろうと開いた。
28日は小学生1人を含む9人が参加した。同課職員が、ごんごバスには小循環線や西循環線、東循環線など6路線があり、大型商業施設や主要な医療施設、駅などへ移動でき、全路線大人200円、子ども100円で乗車できることなどを説明。「公共交通を上手に活用してもらい、免許を返納した後でも安全で安心な生活を送ってください」と呼びかけた。
続いて高野神社鳥居前のバス停に移動し、西循環線・南まわりのバスに乗車。津山駅で東循環線・右まわりに乗り換えて衆楽園市役所前で降り、衆楽園で約1時間、散策などを満喫した。
二宮の60代主婦は「春なのでバスを利用していろいろな場所の桜を見てみたい。普段の生活でも、なるべく公共交通を利用できるようにしたい」と話していた。
帰りは東循環線・右まわりから西循環線・南まわりに乗り継ぎ、美和山古墳前で降りた。