老朽化のため新築移転する佐良山公民館の起工式が8日、岡山県津山市平福の建設予定地で開かれた。来年2月の完成、3月の開館を目指す。
敷地面積は約2693平方メートル。建物は木造平屋建て542平方メートル。研修室、会議室3部屋、和室、調理室を備えている。「ZEROエネルギービルド認証」など環境負荷に配慮した仕様。駐車場は40台分。総工費は約2億2073万円。
式では、神事が執り行われ、関係者ら約30人が出席。谷口圭三市長らがくわ入れを行った。式終了後、谷口市長は「地域の生涯学習、防災拠点施設として、皆さんの力を結集し、皆さんと共に地域の力を高めていきたい」とあいさつした。
現佐良山公民館は農業研修施設で、1983年築。新旧公民館の直線距離は570メートル。