岡山県教委は14日、2025年度公立高校特別入試の合格内定者数を発表した。県立全日制42校で6430人が受験し、4558人の合格が内定。平均競争率は前年度を0.07ポイント下回る1.41倍だった。
中高一貫校の内部進学などを含めた合格内定により、県立全日制(総定員1万625人)の一般入試の募集人員は5729人と確定した。
美作地方(岡山御津を含む)関係の9校19科では796人が内定。
特別入試のほか、合格内定者は計327人で、中高一貫校(津山、操山、天城)の内部進学307人、25年度入試から御津で不登校の生徒を対象に導入した特別制度「フレックス制」入試9人など。
一般、特別入試の募集枠とは別に、県外生徒向けの全国募集は12校が募り、11校で53人が受験し、47人の合格が内定。
一般入試は、県立全日制50校116科2コースで募集。津山理数科や倉敷天城理数科など3校3科は内部進学者以外を特別入試で選んだため一般入試はない。県教委の最終進学希望調査(1月10日現在)を基に推計すると、一般入試の志願者数は6100人で、平均競争率は1.06倍となる。
一般入試は25~27日まで出願を受け付け、3月11日に学力検査、12日に面接と実技を実施。同19日に合格発表がある。新型コロナウイルスやインフルエンザり患による欠席者らを対象にした追試は19日。
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