「冬休み!!書初め宿題教室」(津山市都市整備公社主催)が、岡山県津山市の津山勤労者総合福祉センターで開かれ、市内の小中学生11人が地域の講師に教わりながら取り組んだ。
日本の伝統行事にふれたり、学校から出された習字の課題に励んだりして施設を有効的に活用してもらおうと初めて開催。同センターを借りて書道教室を開く西尾雙鶴さんの指導を受けながら、子どもたちはのびのびと筆を運ばせ、「初春の空」「しぜん」「光る大地」といった文字を書いた。
字が上手に書けずに困っていたという板谷優希君(13)=鶴山中1年=は「線と線の間の空間や文字のバランスについて教えてもらいコツがつかめた。上達できてうれしい」。餅原優希君(11)=向陽小5年=は「丁寧に教えてもらったうえ、落ち着いて取り組めたので宿題がはかどった。また、参加したい」と笑顔で話していた。