岡山県津山市出身のイラストレーター・中尾有里さん(56)によるほのぼのイラスト展が5日まで、沼のくらやアートホールで開かれており、味わい深い作品が来場者の心を和ませている。
神奈川県茅ケ崎市在住の中尾さんが2009、14年以来となる古里での個展。今回は「四季」をテーマに、はがきからA4サイズまで5、6年以内に描いた約40点がずらりと並んだ。
寄り添う2匹の猫が日の出を眺める「やさしい朝空」や黄葉した木の下に寂しそうにたたずむ犬が印象的な「黄昏~たそがれ~」、そりに乗ったサンタクロースが楽しそうに演奏している「サンタさんの音楽会」など、アニメの一コマのような四季の情景が柔らかなタッチの水彩で描かれ、訪れた人たちは一点一点足を止め、じっくりと見入っている。
赤磐市桜が丘の整体院経営・浜田健さん(59)は「たくさんの色が使われているが、見る人にやさしく、作者の温かみが作品から伝わってくるよう」と話していた。
