出雲大社美作分院 ご神木の大ケヤキの若葉が境内染める

自然
         

 岡山県津山市田町の出雲大社美作分院で、ご神木の大ケヤキの若葉が生い茂り、境内を染めるまばゆい緑が初夏の訪れを告げている。
 樹齢400年とも言われ、高さ約25メートル、直径約1メートル。輝く新緑は澄んだ青空に映え、鮮やかなコントラストを描く。拝殿前に広い木陰をつくり、吹き抜ける風に青葉が〝サワサワ〟と音を立てて揺れ、参拝者を癒やしている。パワースポットとしても親しまれており、人々が願いを込めていく。
 近年樹勢が衰えていたが、数年前に樹木医が治療したところ、回復して葉は大きく枚数も増え、枝ぶりもよくなったという。秋山知之分院長は「古くから人々を見守ってきた大木に、一刻も早い新型コロナウイルスの鎮静を日々祈っている。心を静め、ゆったりとした気持ちでお参りしていただければ」と話している。

p
まばゆい若葉が生い茂ったご神木の大ケヤキ


>津山・岡山県北の今を読むなら

津山・岡山県北の今を読むなら

岡山県北(津山市、真庭市、美作市、鏡野町、勝央町、奈義町、久米南町、美咲町、新庄村、西粟倉村)を中心に日刊発行している夕刊紙です。 津山朝日新聞は、感動あふれる紙面を作り、人々が幸せな笑顔と希望に満ちた生活を過ごせるように東奔西走し、地域の活性化へ微力を尽くしております。

CTR IMG