切れ目ない支援を 「町第三の居場所」開設 幅広いライフステージに合わせ/岡山・勝央町

行政・公共 新設された「勝央町第三の居場所」=岡山県勝央町で
新設された「勝央町第三の居場所」=岡山県勝央町で
         

 岡山県勝央町は5日、子育て世帯が抱える悩みや不安をはじめ、不登校、引きこもりなど包括的な子育て支援拠点となる「町第三の居場所」を同町岡に開設した。これまで複数の部署、場所に分かれていたさまざまな取り組みを1カ所にまとめ、生まれる前から40歳未満まで幅広いライフステージに応じた切れ目のない支援を行っていく。

 新拠点は鉄筋コンクリート造、延べ床面積1917・49平方㍍で、旧勝間田保育園の園舎を約2億451万円かけて改修。活発に遊べる部屋や静かに自習できるよう仕切りのある学習室のほか、生活指導の一環として入浴指導ができるよう浴室も設けた。一部は小中学生の第三の居場所拠点支援を行っているB&G財団の助成を受けた「子ども第三の居場所 勝央拠点」の機能を備えている。

 「家でも学校でもない安心して過ごせる居場所」として▽安心の居場所▽生活習慣▽学習サポート▽体験の機会―を提供。新規事業としては小中学生向けの生活習慣支援があり、必要に応じてスタッフと子どもが一緒に調理する食事提供や入浴提供などを行う。

 このほか、町内に在住の子ども、40代未満の若者とその家族が相談できるサポートネット相談室「ぽっと勝央」(相談無料、秘密厳守)や、妊娠中から未就学児の親子が楽しく遊び、子育ての悩みや情報交換ができる子育て広場「ちゃお!」、また、中高生自主学習室「愛見舎(まなびや)」(13日から、利用登録必要)、個々の課題に合わせて学習できる学習支援「未来塾」(同、応相談)がある。さらに、夏頃からは小中高校生が利用できる「ココノバ」も開設予定。愛称は子どもたちの意見を取り入れた「勝央みんなの未来園 ドリーム+(プラス)」(通称ドリプラ)。

 同所で開かれた完成式典では関係者約50人が出席。水嶋淳治町長や来賓のあいさつに続いて、水嶋町長と菅原悟志同財団理事長が「勝央拠点」の運営や支援終了となる4年目以降の事業継続などについて盛り込んだ協定書を交わした。

協定書に署名する水嶋町長(左)と菅原理事長
協定書に署名する水嶋町長(左)と菅原理事長


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